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昔の結婚式 日本の結婚式の歴史 1 ホンモノの結婚式

更新日:7月29日

【日本の結婚式の歴史のことを、作者が主観的に書き綴っているシリーズです。】


ホンモノの結婚式

私のサイトには、日本の結婚式の歴史を主観的に書いたページがあります。

そのページで、なぜ結婚式の歴史を調べているのか簡単なアンケートをしています。

もう10年以上しているので、それなりの回答数が集まっています。


その中で、ホンモノの結婚式を探す人と、結婚式へ疑いの気持ちを持っている人が

約半数います。


ホントにこれが正しいのか、誰もが疑問なんでしょうね。


日本人は神前式がホンモノだ…違いました(汗)

私も最初そうなのだろうと思っていました。

でも、調べてゆくと神前式は明治時代に新たに作られたことがわかります。

大正天皇が皇太子の時に、神前式を行ったのがはじまりらしいです。


(ここから出典不明のいろいろ聞いてきた情報)

神社もはじめての結婚式で、どんな儀式をやってよいのかわからなかったらしく

仏前式の儀式と進行を参考にしたらしいです。なので、仏前式と似てますよね。


神前式が生まれたきっかけは、

文明開化の頃で西洋に追いつきたい日本の思惑があったと思います。

唯一神をもたない極東の島国は、キリスト教社会の西洋から見るとかなり野蛮に見えて、

おそらく差別もあったのでしょう。だから不平等条約を結ぶことになったし

北米大陸のネイティブアメリカンとそんなに変わらない感じ。

それで西洋化しようとキリスト教的な儀式を作ったらしい…と、昔に聞いたりしたことがありました。

--

以前は、明治の日本=極東の野蛮な国という情報がネットにも一杯あったのですが

今ネットで調べると、明治の日本=純朴な理想郷みたいな記述ばかりになっています。

わずか10年の間に、ドンドン情報が美化させてちょっと怖いものを感じています。

愛国心を盛り上げるような情報は戦争が近づいているのかなと思えて怖いです。


アジア歴史資料センターさんのページの中に、野蛮な風俗の禁止の記事がわずかに残っています。

明治 文明開化 野蛮」などの語句で検索すると論文もたくさん出てきます。

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昔の日本の結婚式は神仏の前で契りを交わすというよりも、

家族親族の前で婚礼をお披露目する家の行事だったと言われています。


それも、地域によって様々

武家の婚礼、商家の婚礼 農村の婚礼 

調べてゆくと地域によっても様々で、この中でこれがホンモノと言えるモノがありません。

しいて言えばすべてホンモノ。


仏壇参り

花嫁さんが実家を出るとき、お仏壇参りをします。

新郎家に着いたときも、

ご両親への挨拶もそこそこにまず、新郎家のお仏壇の前に連れられ、

手を合わせます。


これだけは、どこの地域も共通でした。

意外と、結婚式の原点って、ここらヘンにあるのではないかと感じています。

















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